とりごしクリニック
2011 年 64 巻 10 号 p. 901-906
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皮膚切除部に隣接する三角形の皮下茎皮弁を移動し採取部を縫縮するVY形成(V-Y advancement flap)は形成外科では小皮膚欠損の修復には良く使われる手技である.著者は過去4年間に36症例(男性8例,平均年齢45.9歳,女性28例,平均年齢34.9歳)の慢性裂肛切除後再建術にこの手技を用いた.2症例に縫合部の一部に微細な感染や縫合不全を認めたが裂肛の再発や便失禁は認めていない.
日本直腸肛門病學會雑誌
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