東邦大学医学部第一外科
東邦大学病院薬剤部
1974 年 27 巻 4 号 p. 383-386,407
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
最近,全身適用を目的とした坐剤に関心が高まってきており,臨床的にも坐剤が多目的に使われる傾向が出てきている,坐剤に対する観念は,他の薬剤に比し今までややもすれば等閑視されがちであったことは否めない.このような時にあたり,坐剤について,歴史から現在に至るまでをふりかえってみた.同時に直腸からの吸収が通念的に老えられている以上に効率的であることを知るとき,将来坐剤の使用にあたって適応の選択により慎重でありたい.
日本直腸肛門病學會雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら