日本冠疾患学会雑誌
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症例報告
ゾタロリムス溶出性ステント留置1 カ月後に無症候性にステント内血栓形成をきたした透析症例
安藤 博彦高島 浩明天野 哲也
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2014 年 21 巻 2 号 p. 115-118

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抄録
症例は65歳の透析患者.1カ月前に右冠動脈にゾタロリムス溶出性ステントの留置を施行し,その後自覚症状なく経過していた.左回旋枝の残存病変に対する治療目的で冠動脈造影を施行したところ,右冠動脈のステント留置部位に狭窄像を認めた.血管内超音波検査および光干渉断層法ではステント内に突出する構造物を認め,血栓吸引デバイスを用いて吸引に成功した.吸引した構造物の病理所見では一塊の血栓を認め,ステント内に生じた血栓形成と診断した.
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© 2014 日本冠疾患学会
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