室蘭工業大学 もの創造系領域
室蘭工業大学 生産システム工学系専攻
荏原冷熱システム株式会社
株式会社荏原製作所
2016 年 65 巻 12 号 p. 494-497
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純銅管の応力腐食割れを調べるために,市販のリン脱酸銅管から製作したC−リング試験片を用いてアンモニア雰囲気中で3週間の暴露試験を行った.C−リング試験片には,耐力を越える高応力と弾性域内の低応力を付加した.3,9%アンモニア水から生じた気相アンモニア中に試料を3週間暴露すると,高応力が付加された試料に応力腐食割れが発生した.一方,低応力付加の試料には粒界腐食のみが発生した.SCCが発生した試料のC−リング試験片の直径回復率は,SCCが発生しなかった試料の直径回復率に比べると小さくなった.
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