東京ガス株式会社 基盤技術研究所
室蘭工業大学 もの創造系領域
2020 年 69 巻 3 号 p. 83-89
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80℃の中性温水環境における銅管の耐食性評価の一環として,定電位保持試験による孔食再現を試みた上で,塩化物イオン濃度をパラメーターとして孔食電位を測定した.その結果,事前皮膜ありの供試材を用いて,試験水を通水しながら定電位保持することでⅡ型孔食を再現できることが分かった.そして,塩化物イオン濃度10~100 mg/Lの範囲で,リン脱酸軟質銅管の孔食電位は190~210 mV vs.SSEの範囲に存在することが明らかになった.
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