日本教科教育学会誌
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面接法による子どもの時間認識に関する基礎的研究 : 幼児から高校生まで
小田倉 康家小川 正賢
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1993 年 16 巻 3 号 p. 103-108

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抄録
教師は時間を一直線で表示し,人間の意志に関係なく流れる客観的・物理的なものと認識しているだろうが,子どもたちは時間をどのように認識しているのだろうか。本研究では,子どもたちが時間をどのように捉えているかを面接法により詳しく調査した。その結果,(1)幼児は主観的・心理的な時間認識が強く,小学五年以降は客観的・物理的な時間認識が強くなってくる(2)時間は飛行機などの動く物体内や月などの天体では地球上とは異なる,という認識をもつものが,どの学年でもかなり存在する(3)大部分の子どもたちは時間は有限であり初めと終わりがある,と考えている(4)幼児は時間のモデルとして円環を,小学五年以降は直線を考えている(5)小学三,四年は時間認識の過渡期である,などの知見が得られた。
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© 1993 日本教科教育学会
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