日本作物学会紀事
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分げつについて
大江 真道
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77 巻 (2008) 2 号 p. 229-232

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抄録

イネ科作物の分枝は分げつと呼ばれる.植物学的には側芽が発達した分枝であるが,わが国ではこのように呼ばれ,学術用語として位置づけられている.
分げつの出現や成長,つまり分げつ性は種や品種によって特徴があり,その特徴が草型を特徴づけている.また,作物生産においては子実収量,バイオマス生産に直結する要素で,その消長は栽培の良否,施肥の適期,生育相を知る主要な手段として活用されている.一方,研究分野においても,その推移,規則性,他分げつとの相互関係の解析は,品種の特性,生育の特性,生育の良否を知る手段として重要な意味を持つ.分げつに関しては,分化発達,種や品種と分枝構造との関係,環境条件や栽培条件との関係など,興味深い側面を多々含むが,本稿では主にイネの分げつについて,基本となる表記や呼称,生育の様相,規則性,調査方法を述べることとした.

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© 2008 日本作物学会
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