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日本作物学会紀事
Vol. 78 (2009) No. 3 P 303-311

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http://doi.org/10.1626/jcs.78.303

総 説

地球の温暖化に伴い,高温によるイネの不稔の発生頻度が増すのではないかと懸念されている.温暖化が高温不稔を通じてイネの収量に及ぼす影響を明確にすること,それに対する対策をその効果と共に示すことは,作物学分野の重要な課題である.この総説は,主に開花期の高温によるイネの不稔発生を対象とした.まず,開花期の高温による不稔の発生条件に関連するこれまでの報告を整理した.次に,高温不稔の発生の仕組みに関する研究について解説し,最後に,耐性品種の育種を中心とした対策技術の創出において重要な,高温不稔に対する耐性に関する研究の現状について解説した.

Copyright © 2009 日本作物学会

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