農業生物資源研究所
2014 年 83 巻 4 号 p. 299-304
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粒形はイネの収量を決定する主要な要因である.既に6個の粒形に関与する量的形質遺伝子座の原因遺伝子が単離され,粒形を抑える機構の存在や自然変異を決定する形態的要因等の粒形制御に関する新たな知見が得られつつある.本総説では粒形制御遺伝子の単離により得られた新たな知見に加え,今後の研究の方向性について論じる.