日本作物学会関東支部会報
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23 インゲンマメ葉の運動制限が窒素同化と葉温に及ぼす影響
藤井 秀昭砂村 聡子磯部 勝孝坪木 良雄
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p. 72-73

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抄録
窒素同化が進行する過程で硝酸還元酵素は、硝酸同化系を律速する酵素と考えられている。また、硝酸還元酵素は基質である硝酸塩により誘導される基質誘導性の酵素であることや酵素活性が光条件と密接に関係することなどが知られている。光と密接に関係し、動く機作やその生態的意義がまだ十分に解明されていないが受動的にも能動的にも葉面角度を制御しているマメ科植物の調位運動も、現象的には植物の持っている葉温調節機能と考えることできる。そこで、調位運動が硝酸還元酵素活性にどのような影響を及ぼすかについて検討した。
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© 1997 日本作物学会関東支部
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