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原稿種別: 表紙
p.
Cover1-
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
1-
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
-
原稿種別: 付録等
p.
2-3
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
-
原稿種別: 付録等
p.
4-6
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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新井 登
原稿種別: 本文
p.
7-11
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
-
日高 伸
原稿種別: 本文
p.
12-23
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
-
中村 攻
原稿種別: 本文
p.
24-27
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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長島 正, 斉藤 幸一
原稿種別: 本文
p.
28-29
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
著者らは前報において、水稲除草剤を用いたこぼれ籾発生苗の防除方法を報告した。本実験は秋季にほ場とポットに籾を播種または埋込み、土壌水分管理の違いによる籾の秋冬季の生存状況および春季の出芽・苗立から耕種的防除法を検討した。
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高橋 行継
原稿種別: 本文
p.
30-31
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
-
斎藤 幸一, 長島 正, 藤代 淳
原稿種別: 本文
p.
32-33
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
育苗規模の縮小と施肥の簡易化を図るため、主要品種の疎植基肥栽培(栽植密度を11株/m_2、2本植とした全量基肥栽培)にたいする適応性を収量面から調査した。
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藤本 寛, 染谷 隆司, 小柳 敦史, 長野間 宏
原稿種別: 本文
p.
34-35
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
長野間らは耕起及び不耕起条件でイネ、ムギ及びダイズを播種することのできる汎用型不耕起播種機を開発した。この播種機は条間を変えられるが機械の構造上、条間の最小値は現在の所30cmとなっている。しかし、イネやムギで多収を得るためには条間をより狭めることも有効と考えられる。特に茎数の確保が難しい水稲の不耕起乾田直播栽培においては空間をより有効に利用することが望まれる。そこでこの欠点を補うため縦横2行程で播種する直交播種法を考案し、慣行条間30cm条播法、および条間15cm条播法と比較検討した。
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小山 豊, 深山 政治
原稿種別: 本文
p.
36-37
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
早期栽培において乾田直播栽培を行い安定収量を得るには茎数及び穂数を確保するための生育制御技術の確立が必要である。そこで、乾田直播栽培の水稲の生育制御法の一つである入水時期及び入水後の水深管理法について明らかにした。
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福島 敏和, 山口 正篤, 薄井 雅夫, 松永 純子
原稿種別: 本文
p.
38-39
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
米の産地間競争が激化する中で、栃木県においても高品質・良食味米生産のための栽培方法の確立が急がれている。そこで水稲の肥培管理の基本となる栽植密度、一株植付本数が収量構成要素および玄米品質に与える影響について年次変動を含め検討した。
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松永 純子, 福島 敏和, 山口 正篤, 薄井 雅夫
原稿種別: 本文
p.
40-41
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
米の産地間競争が進む中で、良食味・高品質化とともに新たな用途の拡大・開発が望まれている。栃木県では県内産の良質な酒米の生産、地場産業の振興を目的に1991年より各地域に適応する酒造用好適米品種の選定等が行われた。そのような状況の中で、県内酒造メーカーと契約率の高い酒造好適米「五百万石」の安定多収栽培法の確立、およびその肥培管理法と心白発現等の酒米としての品質との関係について検討した。
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鈴木 真央, 大川 泰一郎, 平沢 正
原稿種別: 本文
p.
42-43
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
出穂開花期にフェーンなどの高温低湿度強風条件下でおこる水稲の白穂は、穂首の導管に気泡が多く発生し、穂首の水の通導抵抗が著しく大きくなることによって発生することを前報で明らかにした。そこで気泡の発生機構を解明するための端緒として、高温低湿度強風条件下で穂首の導管における気泡の発生過程と気泡の発生程度を、白穂の発生しやすい出穂期と白穂の発生しにくい登熟期の水稲を用いて比較検討した。1/5000aポットに生育させた水稲品種コシヒカリを、出穂期と登熟期(出穂後約10日)に気温35〜36℃、相対湿度55〜65%、風速8〜10m/sの高温低湿度強風条件(以下処理という)において観察と測定を行った。気泡は、穂首節直下の茎について厚さ50μmの連続縦断切片を作成し、2 : 1のグリセリン水で封入し、大維管束木部の後生導管IIについて観察を行った。
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丹野 隆信, 前田 忠信
原稿種別: 本文
p.
44-45
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
水稲作において倒伏は、移植、直播を問わず、共通の大きな問題である。最近では農作業の省力化の流れの中、直播栽培時における耐倒伏性の向上という課題がでている。そこで、移植栽培と湛水作溝直播栽培とについて、特に株の形状に注目し、倒伏との関係について調査した。
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丸山 幸夫, 船戸 弘, 杉本 充
原稿種別: 本文
p.
46-47
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
水稲の茎葉に蓄積される非構造性炭水化物は、出穂後に穂に転流して穀実の一部となるばかりでなく、低温寡照などの不良環境下において登熟を促進する役割を持つと考えられている。しかし、非構造性炭水化物含量の定量分析は複雑な操作を伴うためその役割について十分な解析が行われているとは言い難い。そこで、圃場における非構造性炭水化物の簡易高精度診断法の開発を目的として、汁液分析による糖含量の推定の可能性を検討した。
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高木 芳恵, 正岡 佐智恵, 高橋 一典, 塚本 心一郎, 松田 智明, 長南 信雄
原稿種別: 本文
p.
48-49
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
これまでに, 炊飯に伴う米粒デンプンの糊化とは, 不溶性多糖類である米粒デンプンが可溶性多糖類に変化することであり, 可溶性多糖類の微細骨格構造が急速凍結-真空凍結乾燥法による試料調製と走査電子顕微鏡(SEM)観察によって可視化できることを明らかにし, 微細構造の発達程度と食味の間に密接な関係が認められることを示した。本報では栽培条件が異なるコシヒカリの精白米を供試して, 炊飯米の表面に形成される微細構造パターンを発達程度によって類別し, 栽培条件が食味に及ぼす影響について検討した。
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松田 智明, 谷口 道子, 大木 奈緒美, 長南 信雄
原稿種別: 本文
p.
50-51
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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平沢 正, 河野 愛子, 大川 泰一郎
原稿種別: 本文
p.
52-53
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
土壌水分が低下すると、作物の葉は同じ茎に着生していても下位の古い葉が上位の若い葉に比較して大きく萎凋することがしばしば観察される。しかし、葉内水分状態の葉位間差の実態と葉位間差の生ずる要因についてはまだ明らかになっていない点が多い。そこで本報告は、種々の土壌水分条件に生育するトウモロコシを用い、葉の水ポテンシャル、浸透ポテンシャル、膨圧の葉位間差を明らかにし、葉位間差の生ずる要因を検討した。
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平沢 正, 中神 弘詞, 大川 泰一郎
原稿種別: 本文
p.
54-55
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
わが国ではコムギの出穂前約1ヶ月間にあたる3月中旬から4月中旬の期間は菜種梅雨と呼ばれ、降雨が多く湿潤な水環境となる。この期間を低土壌水分条件で生育したコムギは、平年の降水量に準じて潅水したコムギに比較して地上部の生育は抑制されず乾物生産はむしろ高くなること;また比較的乾燥する条件となる登熟期に降雨を遮断して低土壌水分条件に生育させてもコムギは高い乾物生産をあげることが前報で認められた。そこで本実験は、出穂約1ヶ月前以後を降雨を遮断し、幼穂形成期から登熟期を低土壌水分条件に生育させたコムギ(乾燥区)とこの期間を平年の降水量に準じて潅水したコムギ(湿潤区)の乾物生産および生理生態的性質を比較した。
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屋敷 隆士, 安藤 光一, 久保田 祥子
原稿種別: 本文
p.
56-57
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
千葉県におけるコムギ採種は君津市の台地で81%が生産されている。最近, 硝子粒の発生により農産物審査で外観品質の点において不合格になる場合が多い。コムギ・ダイズ体系下で当時コムギ農林61号を用い, 慣行栽培で生産されていた。コムギ硝子粒の発生原因及び要因に関する報告があるが, 採種を視点とした報告は少ない。採種地において硝子粒の蛋白含量のおおよその限界値並び硝子粒を軽減する知見を得たので報告する。
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小柳 敦史, 土田 志郎, 長野間 宏
原稿種別: 本文
p.
58-59
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
関東以西の転換畑におけるコムギ-ダイズ2毛作体系において, 作物切り替え時の作業競合の緩和のために不耕起栽培法が検討されている. そこで, 不耕起条件で緩効性窒素肥料を用いた効率的な施肥法を開発するための試験を行った.
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新井 朋二, 沖嶋 壽彦, 大沢 実, 川島 保二
原稿種別: 本文
p.
60-61
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
-
鳴神 英喜, 礒田 昭弘, 野島 博, 高崎 康夫
原稿種別: 本文
p.
62-63
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
ダイズ群落では一般に葉面積が群落上層に集中し、受光態勢の悪さが指摘されている。しかし、昨年度の実験から、ダイズには受光態勢の悪い品種、良好な品種があり、それには草型、LAI、小葉面積が関わっていると考えられた。本実験では、ダイズ4品種を栽植密度を変えて栽培し、それらの草型、受光態勢の差異を比較検討した。また、調位運動による受光態勢への影響をみた。
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関 和幸, 礒田 昭弘, 野島 博, 高崎 康夫
原稿種別: 本文
p.
64-65
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
ダイズは強光下において入射光を避けるように調位運動を行うことが知られている(Isodaら, 1994). 本実験では調位運動を抑える処理を施したダイズ群落表面の熱画像撮影を行い、ダイズ群落表面温度への調位運動の影響について検討した.
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大川 泰一郎, 西山 弥代子, 石原 邦, 平沢 正
原稿種別: 本文
p.
66-67
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
ダイズの多収性品種タチナガハはエンレイに比べて開花期以降の葉の老化が遅く, 高い光合成速度を長く維持し, 稔実期間中の乾物生産が高い. さらにタチナガハは成熟期になっても緑色を維持し, 黄化, 落葉が遅い. 前報では接木法を用いて, 稔実期間中の葉の老化には地下部の性質が関係し, 成熟期の葉の黄化, 落葉には, 地上部の性質が強く影響することを認めた. 本報告は, 前報の結果を確かめるとともに, とくに地下部の性質に着目して稔実期間中の葉の老化の接木組合せ間の相違を検討した. 1997年6月30日に育苗用ポットに播種し, 初生葉展開時に子葉節で接木を行い, 相互に台木と穂木を入れ替えた接木個体, タチナガハ/タチナガハ, タチナガハ/エンレイ, エンレイ/エンレイ, エンレイ/タチナガハ(穂木/台木, 以下, タ/タ, タ/エ, エ/エ, エ/タという)を作り, 1/2000aポットに2個体ずつ移植した. 葉の緑色程度は, 葉緑素計(SPAD)を用いて測定した. 出液速度の測定は, 子葉節と初生葉節の中央部で茎を切断し, 切断面に脱脂綿をかぶせ, 午後6時から翌朝午前6時までの12時間採取して行った.
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大川 泰一郎, 土井 晴賀, 石原 邦, 平沢 正
原稿種別: 本文
p.
68-69
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
ダイズ多収性品種のタチナガハはエンレイに比べて開花期以降の葉の老化が遅く, 成熟期になっても葉の緑色を維持し, 黄化, 落葉がおそい性質を備えている. 葉の老化が品種間で異なる要因を明らかにするため, 接木法を用いて地上部と地下部のどちらの性質が関係しているかを検討した結果, 莢の成熟がすすみ葉が黄化, 落葉する段階の葉の老化には, 台木, 言いかえると根に関係なく地上部の影響が大きいことが示された. この黄化, 落葉に地上部の性質が相互に影響し合うか否かを明らかにするため, 中間台木を用いて現在検討を進めている. ここでは, 初生葉展開時に相互に入れ替えた接木個体に開花前に第8節目で穂木としてタチナガハを接いだ個体について, 穂木の生育, 成熟期における中間台木の黄化, 落葉, 穂木の葉の老化を比較検討した結果を報告する.
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梅沢 泰史, 加藤 盛夫, 志水 勝好, 上田 堯夫
原稿種別: 本文
p.
70-71
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
現在栽培されている作物のほとんどは、塩ストレスによって顕著に生育が阻害される。塩類土壌が問題となるような地域にとって、作物の耐塩性の改良は農業生産の効率化に大きく貢献すると考えられる。このような観点から、植物の耐塩性に関する研究が重要視されている。そこで本研究では、耐塩性の異なる2品種のダイズを用いて、塩ストレスと光合成反応との関係に着目し、品種間差を比較検討した。
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藤井 秀昭, 砂村 聡子, 磯部 勝孝, 坪木 良雄
原稿種別: 本文
p.
72-73
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
窒素同化が進行する過程で硝酸還元酵素は、硝酸同化系を律速する酵素と考えられている。また、硝酸還元酵素は基質である硝酸塩により誘導される基質誘導性の酵素であることや酵素活性が光条件と密接に関係することなどが知られている。光と密接に関係し、動く機作やその生態的意義がまだ十分に解明されていないが受動的にも能動的にも葉面角度を制御しているマメ科植物の調位運動も、現象的には植物の持っている葉温調節機能と考えることできる。そこで、調位運動が硝酸還元酵素活性にどのような影響を及ぼすかについて検討した。
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清島 浩之, 安藤 光一, 井上 満, 長谷川 理成, 斉藤 研二
原稿種別: 本文
p.
74-75
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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山口 昌宏, 相吉沢 秀夫, 山口 正篤
原稿種別: 本文
p.
76-77
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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片山 勝之, 三浦 憲蔵, 皆川 望, 河本 征臣
原稿種別: 本文
p.
78-79
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
畑作物の持続的生産力維持を目標に、生態系に調和した耕地管理技術を開発するために、千葉県香取郡多古町の農事組合法人、旬の味産直センター所属農家の現地畑をケーススタディとして、肥料の投入量抑制を考慮した技術開発を目指そうとした. ここでは、畑土壌の化学的特性の実態を作付体系から把握した.
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市村 亨子, 平沢 公雄, 岡田 めぐみ, 中林 和重
原稿種別: 本文
p.
80-81
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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平沢 正, 谷本 玉香, 大川 泰一郎, 石原 邦
原稿種別: 本文
p.
82-83
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
環境変化が沿岸域の生態に及ぼす影響を研究する一環としての現地調査から、定着後数年が経過し、かなり大きくなったマングローブは、海水中に生育していても、早朝や夜間の葉の水ポテンシャルは海水より高く、蒸散の盛んな日中でも気孔伝導度が大きく、高い光合成を行なっているが、定着後経過した年数が少ない若いマングローブは早朝や夜間の葉の水ポテンシャルはほぼ海水と等しく、日中には葉の水ポテンシャルが低下して膨圧が低くなり、気孔伝導度や光合成速度が著しく低下することを明らかにした。このことから、マングローブが海水域に生育できる条件として陸からの地下水や伏流水によって希釈された海水より高い水ポテンシャルの水が吸収できる必要のあることを推察した。この推察を検討するために、4段階のNaCl濃度条件下でマングローブ植物を生育させ、生長と拡散伝導度、光合成速度、体内水分を比較した。
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小板橋 由美子, 元田 義春, 玉井 富士雄, 平野 繁, 田邊 猛
原稿種別: 本文
p.
84-85
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
タイワンツナソ(Corchorus olitorius L.)は、シナノキ科の一年生草本で、近年、日本でも「モロヘイヤ」の名前で野菜として栽培されている。栄養価及び利用法における報告は認められるが、栽培技術及び生理生態的特性についての報告はあまり認められない。本研究は、タイワンツナソにおける栽培様式の確立、特に増収を目途として、1996年に播種時期の相違と収量の関係を検討し、その結果から示唆された育苗期における土壌水分の相違と収量との関係を1997年に検討した。
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石渡 明子, 礒田 昭弘, 野島 博, 高崎 康夫
原稿種別: 本文
p.
86-87
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
本実験では、半乾燥地域の圃場条件下でのワタの葉温、茎流速度、受光量の関係とその品種間差異を検討するため、半乾燥地域である中国新疆ウイグル自治区石河子市の圃場で実験を行った. 供試品種は、遼10、中961、新陸早4の3品種で1997年4月15日に畝間60cm、株間30cmに播種し、かん水は6月27日に行った. 調査は、7月16日の開花期に群落上層の葉身の葉温を各品種3個体を熱電対で経時的に測定した. 同時に各品種の単位葉面積あたりの茎流速度をダイナケージを用いて測定した. 受光量は7月16日、17日に各品種の最上層の葉に簡易積算日射計を50枚貼り付け、2日間の積算受光量を測定した.
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藤井 秀昭, 三ッ木 正子, 磯部 勝孝, 坪木 良雄
原稿種別: 本文
p.
88-89
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
IAAの生合成経路は現在4種類あるとされ、なかでも、IAAの前駆物質であるインドールアセトニトリル(IAN)を経てIAAを生成する経路はアブラナ科およびその近縁種に特異的であるとされている。しかし、浅野ら(1993)はホウレンソウ(アカザ科)、黒岩ら(1993)はカボチャ(ウリ科)でその存在を示唆し、浅野はホウレンソウの生育とIAN含量の季節的変化を検討し、冬に多く、夏に少なかったとしている。ホウレンソウは栽培時期によって形態が異なり冬季のホウレンソウは葉柄短く、葉身が大きいのに対し、夏季のホウレンソウは葉柄長く、葉身が小さいのが特徴である。これは温度、日長が関係していることは勿論であろうが、伸長生長を促進するオーキシンの作用も大きく、それには季節的含量の変化を示すIANの存在も大きく関わっていると考え、ホウレンソウの生育に対するIAA、IANの相互作用について検討した。
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岡 成美, 黒田 秧
原稿種別: 本文
p.
90-91
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
イネに、近縁または遠縁のイネ科植物のオルガネラ遺伝子を導入できれば、ミトコンドリアなどの機能を改変できる可能性がある。オルガネラ遺伝子導入のための一方法として、ドナー植物のサイトプラストとイネプロトプラストとの細胞融合が考えられる。そこで、数種イネ科牧草類植物のサイトプラスト単離を試みた。
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雨木 若慶, 山田 淳子, 中田 和男, 樋口 春三
原稿種別: 本文
p.
92-93
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
近年、イネ、ジャガイモなど主要作物において遺伝子導入によるトランスジェニック植物の作出があいついで報告され、一方、葉の形態形成に関与すると考えられている遺伝子が、イネやトウモロコシにおいて研究されるなど、植物の分化機構に関しての分子生物学的なアプローチが注目され始めている。また、アブラナ科に属する雑草のシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana(L.)Heynh.)が遺伝子発現の制御機構の解明のモデル植物として広く使われている。モデル植物としては、常時、安定して、短期間に供試できる材料が望まれる。本実験では、羽毛ケイトウ(Celosia argentea var. cristata)の組織培養において、試験管内において花芽形成が短期間に誘導されることを見出だした。形態形成において重要な花器の器官分化に関して、開花生理は言うまでもなく遺伝子レベルでの研究の実験系として適していると考えられるので報告したい。
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長谷川 理成, 井上 満, 大越 一雄
原稿種別: 本文
p.
94-95
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
千葉県では、1989年より網室での種いも栽培によりサツマイモのウイルスフリー苗の普及をはかってきたが、1996年よりポット苗の配布を平行して開始した。ポット苗の配布に当たり、網室を使った種いも採種とポット苗を使った苗増殖により得た苗の収量、品質を比較、検討した結果、いくつかの知見を得たので報告する。
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原稿種別: 付録等
p.
96-
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 表紙
p.
Cover2-
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 表紙
p.
Cover3-
発行日: 1997/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー