日本作物学会関東支部会報
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13 堆肥連年施用水田における異なる水稲栽培方法が収量とCH_4,N_2Oの発生に及ぼす影響
前田 忠信久保 二郎平井 英明
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p. 38-39

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抄録
有機水田において, 収量の増加を目的として堆肥を多量に連年施用した. 堆肥などの有機物の投入は温室効果ガスであるCH_4(メタン)の発生量を増加させるが, 湛水状態を制限することによって発生量を削減させることができた. しかし, その一方では, 排水によって別の重要な温室効果ガスであるN_2O(亜酸化窒素)の発生が促進される可能性がある. 本研究では, 有機水田における堆肥の多量連年施用と水管理が, 収量と温室効果ガスの発生量に及ぼす影響を検討した.
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© 2003 日本作物学会関東支部
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