2003 年 68 巻 p. 26-36
島根大学では,外国雑誌購読中止にともなう学術論文自給率の低下や,利用者アンケートによる学術雑誌の利用環境改善への要望に対応するため,平成12年11月に“学術情報基盤整備計画”を策定し,電子ジャーナルの導入を中心に学術情報利用環境の改善に努めてきた。3年次計画の最終年にあたる本年は,プロジェクトの実施過程で得られた利用者の評価や要望,利用データ等を分析し,今後における学術情報利用環境の安定的・継続的な整備に向けて“第二期学術情報基盤整備計画”を策定中である。本稿では,電子ジャーナルの導入経過や経費問題,利用拡大のためのアクセス・ツールやリンク機能の設定など,本学での対応事例を紹介しながら今後の方向性を模索する。