2024 年 13 巻 3 号 p. 105-109
近年,補綴歯科治療におけるデジタルテクノロジーは大きく進歩し,CAD/CAMにより均質で高い機械的特性や適合性を有する補綴装置の製作が可能となった.一方,3Dプリンターによる積層造形はCADデータをもとに光硬化樹脂,金属粉末等の積層により3次元造形するため,切削加工では困難とされていたアンダーカットを有する複雑な形状や中空形態の製作も可能にしている.今回は光学印象とCAD/CAMシステムを適用した新しいデジタルワークフローにより製作したパーシャルデンチャーの1症例について報告する.