2024 年 13 巻 3 号 p. 98-104
本研究は歯科医療の産業廃棄物軽減のため,熱溶解積層型3Dプリンター(FFF)とポリ乳酸(PLA)から模型を造形し,粉砕し,再利用PLAフィラメントに異なる割合のバージンPLAを添加することで,再利用の回数を増加させることが可能か検討した.再利用PLAに対してバージンPLAの割合を25%,50%,75%に区別し添加させ,3サイクル再利用を行い精度の検証を行った.同一のプロビジョナルクラウンをPLA模型に装着し,micro-computed tomographyで撮影を行い,三次元画像解析ソフトを用いてマージナルフィットを計測し精度とした.バージンPLA75%を添加した群では3回,50%添加した群では2回,25%添加した群では1回,再利用が可能であった.