日本小児臨床薬理学会雑誌
Online ISSN : 2759-9256
Print ISSN : 1342-6753
散剤調剤を考える
伊東 明彦
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2017 年 30 巻 1 号 p. 93-96

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抄録
小児の薬物治療では用量調節の必要性や服用性の問題から散剤が汎用される。散剤調剤の調剤工程での薬剤損失や分割分包重量誤差,また,錠剤粉砕による粒子径の変化から難溶性薬物の薬物血中濃度や薬物動態の変化を生じる可能性があり,結果として治療効果へ影響を及ぼすことになる。そのため,散剤調剤においては,散剤の物性と分包機の性能による影響や錠剤粉砕時の粉砕方法による影響を考慮した調剤が望まれる。さらに服用時の服薬損失を防ぐため,服用方法に関する適切な指導を行う必要がある。
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© 2017 日本小児臨床薬理学会
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