環境化学
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固相抽出―高速液体クロマトグラフィーを用いた環境水中の農薬の同時定量
藤本 千鶴
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1996 年 6 巻 1 号 p. 67-73

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抄録

環境水中のアシュラム, メコプロップ, オキシン銅, チウラム, ベンスリド, イプロジオン, ペンシクロンの固相抽出法 (PS-2) を用いたHPLCによる同時定量法の前処理につい追試を行った。これらの結果をもとに, 1994.4~1995.3の毎月, 千葉県内11地点の環境水について7農薬のモニタリングを実施した。春から夏に採取した試料において, HPLC測定時 (カラムとしてGOLF-PAKを使用) のクロマトグラムに定量を妨害するピークの出現がしばしば認められた。そこで, 定量にはGOLF-PAKとInertsil ODS-3の二本のカラムを用いて行った。結果, すべての試料から7農薬は検出されなかった。

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© 日本環境化学会
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