抄録
ジャパニーズスタンダードアレルゲン(Japanese standard allergens:JSA)は,接触皮膚炎の診療に欠かせない診断ツールである。製品のパッチテストが偽陰性を呈し,JSAにより原因が判明する場合もある。可能な限りJSAを貼布することが重要である。2015年5月末に,わが国においてもready to useで貼布できるパッチテストパネル®(S)が発売された。JSAとは若干違いがあるが,JSAの多くのアレルゲンに対応し貼布が簡便となったことから,今後,皮膚科医がパッチテストを日常診療に積極的に取り入れることが期待される。