岩手医科大学整形外科
2018 年 30 巻 2 号 p. 201-205
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血友病性関節症に対して人工膝関節置換術を施行した3症例を経験した.血友病Aの40歳男性と53歳男性,血友病Bの54歳男性でいずれの症例も周術期に凝固因子製剤の持続輸注により出血管理を行った.周術期の出血管理,術中の十分な止血処置により安全に手術を行うことが可能であり,人工膝関節置換術は除痛,ADL改善が期待できる有用な治療方法と考えられた.
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