獨協医科大学埼玉医療センター第一整形外科
2019 年 31 巻 1 号 p. 28-33
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
成人脊柱変形患者の術前・術後のX線パラメータを,腰椎前弯角を上位腰椎(L1-4)と下位腰椎(L4-S)の2つのセグメントに分けて計測し,変形と局在と骨盤パラメータとの相関を調査した.全腰椎前弯(L1-S)減少の主体は上位腰椎の後弯化にあり,下位腰椎は術前から比較的前弯位に保たれていた.腰椎後弯を主とする成人脊柱変形患者(術前 PI-LL>20°)の腰椎前弯形態の87%は上位腰椎後弯型であった.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら