秋田労災病院整形外科
2020 年 32 巻 4 号 p. 598-601
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
腰椎椎間板ヘルニアは日常診療で頻繁に見られる疾患だが,硬膜内に脱出したヘルニアは極めて稀である.当院では腰椎椎間板硬膜内脱出ヘルニアの2例を経験した.いずれも術前に椎間板造影を行い,診断を確定させ,手術療法を行った.硬膜内脱出ヘルニアは特異的な臨床像に乏しく,術前の確定診断が難しいとされる.硬膜内脱出ヘルニアが疑われる症例では椎間板造影を行うべきである.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら