東京大学医学部整形外科
2022 年 34 巻 2 号 p. 107-111
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外側円板状半月の治療には形成的部分切除術と修復術が行われ,良好な成績が報告される.当院で手術加療を行った20歳以下の22例について術後MRIを用い,残存半月の形態評価を行った.その結果,半月の残存幅が中節で前節・後節に比べ小さい傾向が見られ,中節残存幅の約1/3(平均2.4 mm)が脛骨外縁から逸脱していた.逸脱には術前MRIにおける半月内高輝度変化の有無が関与している可能性が示唆された.
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