独立行政法人地域医療機能推進機構山梨病院
2022 年 34 巻 2 号 p. 91-97
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
肩腱板広範囲断裂に対し,鏡視下腱板修復術を行い1年以上経過観察可能であった19肩の臨床治療成績と術前後の脂肪変性を調査した.臨床治療成績はJOAスコア,術後再断裂の有無はSugaya分類,脂肪変性はGoutallier分類を用いた.JOAスコアは術後有意に改善し,術後1年以内に再断裂をきたした症例は4肩(21%)であった.広範囲断裂をきたす症例は術前の脂肪変性が高度であったが,術後は変化がないか若干の増悪にとどまることが多かった.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら