日本林学会大会発表データベース
第114回 日本林学会大会
セッションID: H11
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樹病
マツノマダラカミキリとヒゲナガモモブトカミキリのマツノザイセンチュウ保持数に影響する化学的要因
*前原 紀敏所 雅彦
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抄録
茨城県においてマツ材線虫病によって枯死したアカマツから、2002年に羽化脱出してきたマツノマダラカミキリ(以下マダラ)とヒゲナガモモブトカミキリ(以下モモブト)のマツノザイセンチュウ(以下線虫)保持数に影響する要因を調べた。マダラは多くの線虫を保持していたのに対し、モモブトはほとんど線虫を保持していなかった。また、マダラ種内でも、保持線虫数は大きくばらついた。保持線虫数に及ぼす蛹室周辺の甲虫由来の二次代謝産物と青変菌類の影響を考察する。
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© 2003 日本林学会
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