日本森林学会大会発表データベース
第124回日本森林学会大会
セッションID: P1-163
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防災
インターネットを介した山地斜面の遠隔モニタリング
*岡本 隆, 堀内 稔弘, 太田 圭介
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抄録
 わが国の山地災害は、降雨や融雪を主誘因として発生する。したがって山地災害の発生危険度を予測するためには現地の気象情報を遅滞なく知ることが重要である。本研究では、既存の地すべり試験地の観測システムをインターネットに接続し、降水量、融雪水量などの気象情報を遠隔地からリアルタイムで監視する手法を構築した。
 モニタリングの対象試験地として、従来から自動観測が行われている新潟県上越市の伏野地すべり試験地を用いた。試験地の観測小屋にある4台のデータロガーはルータによってLAN化され、FOMAデータ通信を用いてインターネットに接続された。ルータには固定IPアドレスが付与されているため、外部PCからインターネットを介してデータロガーに接続することにより、現地の気象情報をリアルタイムで把握可能となる。
 2013年1月8日15時現在、試験地の気温は-0.4度、積雪深は243cmであることなどが、森林総合研究所東北支所PCからのリモート接続で確認できた。このシステムを用いることで、例えば融雪期における現地の融雪強度等を即時に知ることができ、同時期の山地災害に対する予測技術の向上に寄与できると考えられる。
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© 2013 日本森林学会
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