主催: 一般社団法人日本森林学会
会議名: 第128回日本森林学会大会
回次: 128
開催地: 鹿児島県鹿児島市(主に鹿児島大学郡元キャンパス)
開催日: 2017/03/26 - 2017/03/29
集団の保全を考える上では,異なる環境への適応性を評価することが重要である.とくに野生集団の保全単位の決定,域外保全個体の管理,野生復帰集団の構成といった面で集団の局所適応に関する情報が求められる.本研究では局所環境にきめ細やかに適応を遂げているアキノキリンソウ複合種を研究例として,特殊土壌・気候がもたらした選択,形質と環境との相関,集団間の生殖隔離の状況について調査を行ったので報告する.