日本森林学会大会発表データベース
第129回日本森林学会大会
セッションID: P2-026
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学術講演集原稿
UAV-SfM処理による針葉樹の樹頂点抽出-個体検出精度の検証-
*木村 一也青木 充弘矢田 豊山路 佳奈渥美 幸大白井 教男三谷 典夫
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キーワード: UAV, SfM, 樹頂点, 針葉樹, 個体検出
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抄録

 UAV空撮を利用した森林資源量の把握が注目される中、より高い精度で把握するために単木抽出の精度向上が課題となっている。本研究では、スギ人工林のUAV空撮画像を取得し、SfM処理により生成された三次元点群データを用いて抽出した樹頂点の検出精度を検証した。 石川県のスギ人工林8林分を対象として、各林分2~5箇所の0.05ha標本調査区を設け、胸高直径と樹高の毎木調査および立木位置を調査した。UAVによる空中撮影は林分全域を対象とし、点群データに局所最大値フィルタ法を適用して単木の樹頂点を抽出した後、GIS上で抽出樹頂点と実測個体の位置を重ね合わせて、実測個体ごとに抽出の有無を確認した。 点群データの生成に不備があった2林分を除き、各林分の樹頂点抽出本数の割合は平均77%(64—89%)、総材積に占める抽出個体の割合は平均87%(68—97%)であった。すべての林分において、樹頂点が抽出されなかった個体に較べ、抽出された個体の胸高直径、樹高、材積(二変数材積式により算出)の平均値は高かった。以上を踏まえ、林分間で抽出率の差が生じた原因と予測手法等について検討する。

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© 2018 日本森林学会
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