主催: 一般社団法人日本森林学会
会議名: 第134回日本森林学会大会
回次: 134
開催地: 鳥取大学によるオンライン開催
開催日: 2023/03/25 - 2023/03/27
山梨県山中湖村は富士山の麓に位置し湖と森林に恵まれ、多くの別荘や宿泊施設が存在するリゾート地である。村外から多くの人が休養や癒しを求め訪れる環境である一方、山中湖村の地域住⺠自身が地域の森林環境を自らの健康増進にどのように活用しているか実態は良く分かっていない。住民を対象に森林に関する意識、森林活動の実態、健康に関する意識についてのアンケート調査を行った。質問項目に国勢調査のデータ集計単位である3次メッシュから居住地を選んでもらう項目入れたことで、アンケートから得られたデータだけでなく、空間情報を介在して他の空間情報オープンデータを併用して分析することができた。山中湖村は居住エリアによって住民の属性が異なる傾向が強く、村内でも居住エリアが異なると森への関わりや意識が異なる関係が見られた。居住エリアによって周辺の森林環境や地形なども違いが見られた。空間情報は多様な既存の社会調査データを併用して分析するための強力なプラットフォームになり得る。研究や社会活動の中で生まれたデータを空間データとして共有し社会で活用していくことが今後ますます重要になっていくと思われる。