日本林學會北海道支部講演集
Online ISSN : 2433-0825
カラマツ先枯病の薬剤防除に関する研究(X) : 感染時期に関する研究(予報)
五十嵐 恒夫
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1963 年 12 巻 p. 93-95

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抄録

病害の薬剤防除をおこなう場合,感染時期を正確に把握し適切な時期に防除をおこなうべきことは当然である。本病害の感染時期に関しては,これまでに子のう胞子を放出する前年度罹病枝の状況からの推論,また子のう胞子の野外における放出状況の調査結果からの推定がおこなわれているのみである。筆者は1962〜1963年に北海道大学苫小牧演習林において,感染時期の解明に関する実験をおこなつたので,その結果を予報として報告する。本研究をおこなうに当たり助言いただいた北海道大学農学部齋藤雄一教授はじめ研究グループ各位に,また試験実施について懇切な援助をいただいた北海道大学演習林長村井延雄教授,谷口信一教授,谷口三佐男助教授,苫小牧演習林職員各位に深甚なる謝意を表する。

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© 1963 北方森林学会
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