1992 年 4 巻 6 号 p. 1182-1187
本稿では, トマトとキュウリとをビニールハウスで促成栽培する農家での生産計画にファジィ多目的計画法を適用する.ハウス栽培では, 気候条件等のため作物の価格, 収穫量にはバラツキがある.また, 作業は人手で行われるため, 植えつけ間隔, 肥料や農薬の配布量にもバラツキが生じる.このようなバラツキをL-Rファジィ数で表現し, Rommelfangerの方法を用いて2つの目的関数をもつファジィ多目的計画問題として定式化する.さらに, Rommelfangerの解法を改良し, 最適な生産計画を求める.