昨今,土構造物に対しても性能設計が重要視されており,有限要素法等による詳細な解析が実施されている。解析を実施する際のパラメータは,土質試験結果から推定されることが多い。本研究では,Dynamic multi-swarm PSOを用い,SYS Cam-clay modelの材料定数を推定する手法を提案した。提案手法の妥当性を,1)構成則により計算された結果から用いた構成則パラメータを推定する際の精度の検証,2)実際の実験を再現する際のパラメータ推定の再現性の検証の2つの方法により検討した。1)については,粒子の数を400個以上とし,島の数を8, 20, 50, 100個のいずれかに設定することで,正解が100%の確率で得られる。2)においては,100回の検討で得られたパラメータの変動係数は0~0.3%であり,ほとんど同じパラメータが得られる。以上から,提案したパラメータの自動推定法は妥当である。