認知症介護研究・研修東京センター
特定非営利活動法人あじさい
2025 年 4 巻 論文ID: 2024_001_BR
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89歳女性の認知症入居者へのトイレまでの移動支援を通じ,マーク設置時の評価の視点を検討した。居室間の廊下にマークと矢印を設置し,移動状況を日中観察した。結果,共用トイレに1度も移動できず,他の居室に入ろうとする行動が見られた。マークの認識や意味の理解は可能だったが,居室間に設置された矢印の指す先をトイレと誤解した可能性があったため,より包括的な認知機能評価と効果的な対策の重要性が示唆された。
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