家政学雑誌
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クリーム・パフの製法についての研究 (第 1 報)
材料の配合割合による製品の効果
小林 道子竹林 やゑ子
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1968 年 19 巻 4 号 p. 269-273

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抄録

以上を要約すれば今回のクリーム・パフ製法の実験において次のことを知ることを得た。
1. 小麦粉は少ない方が味がよく、もろく出来、容積は大きく、形のよいものが出来る。
2. 油脂は多い方が味がよく、もろく、容積大きく、形よいものが出来る。
3. 卵液も多い方が味がよく、形よく出来るが小麦粉の少ない場合は卵液の少ない方が形はややよいようである。
4. 以上の結果を総合すれば最良のクリーム・パフの製法には原料の配量は実験番号No.8の小麦粉15g、油脂20g、卵液45g、水32gの使用が適当であると考えてよいことがわかった。

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© 社団法人日本家政学会
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