抄録
全身、上肢、下肢を含む筋作業で、R.M.R.と心搏増加率との間に高い相関がみられ、その相関は作業終了前15秒間がより高いことを知った。さらに、種々の家事労働を任意の時間の長さで実験した結果についても、作業終了前30秒間、15秒間に高い相関が得られ、両者ともr=0.90からそれ以上になり、作業終了に近づくほどその相関が高くなる。
以上のことから、作業時間の長さにかかわらず作業終了直前の心搏数を測定すればR, M.R.の一応の推定が可能であるとの結論に達した。また家事労働の測定にも活用できることがわかった。