2025 年 5 巻 4 号 p. 197-202
厚生労働省では医療分野でのデジタル・トランスフォーメーションを通じたサービスの効率化や質の向上を目指しており,今後は医療分野に限らず様々な情報がデジタル化されることが想定される。アレルギー性鼻炎の分野でも,紙媒体の鼻アレルギー日誌やQOL調査票が使用されてきたが,これからの時代はスマートフォンなどを利用した電子媒体によるデータ収集が主流となることは想像に難くない。MASK-airは世界35ヵ国で使用されているアプリであり,課題はあるものの,今後のアレルギー症状評価の有用なオプションの1つとなり得ると考えられる。