地盤工学研究発表会 発表講演集
第39回地盤工学研究発表会
セッションID: 137
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PS検層によるせん断弾性係数と室内試験によるせん断弾性係数の比較
*寺田 邦雄
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抄録
原位置の初期弾性変形特性を求め、三軸圧縮試験のような室内試験で剛性のひずみと拘束圧に対する依存性を評価する方法が基本的な方法である。せん断弾性係数について、原位置試験と室内試験の関係について検討した。砂質土の場合、現位置での間隙比と平均有効応力の値が求まれば、室内実験で得られた関係式から現地盤のせん断剛性の推定が可能である事が分かった。粘性土の場合、現位置でのせん断剛性はせん断強度と拘束圧の関数で、せん断強度が1000kPa程度以上になると拘束圧の影響がなくなる事が分かった。
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© 2004 地盤工学会
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