地盤工学研究発表会 発表講演集
第39回地盤工学研究発表会
セッションID: 151
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一点法による液性限界の測定について
*西原 晃藤井 敏美
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抄録

液性限界は粘土の粒子間力を反映した重要な指標であり、液性限界と圧縮性や強度特性などの力学特性との相関性についても数多くの報告がなされている.日本ではカサグランデ法による測定が主流であるが,最近ではフォールコーンを用いた測定も行われるようになってきている.しかし,液性限界の測定には,含水比を変えて多数の実験を行う必要がある.
本研究では,粘土の含水比とフォールコーンの貫入量の関係が,それぞれの粘土の液性限界によって一義的に決まることを示し,その関係を利用して,1回の実験によって液性限界を測定する方法(1点法)を提案する.

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© 2004 地盤工学会
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