耳鼻と臨床
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外耳道造設術の工夫
L字鋼状肋軟骨フレームと有茎骨膜弁による前壁形成法
関谷 透
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1977 年 23 巻 6 号 p. 836-839

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抄録

先天性外耳道閉鎖症に肋軟骨を用いてone stageに外耳道形成を行う術式を述べた.
基本的に, 1. 耳後切開法, 2. 広い鱗状骨部有茎骨膜と耳介窩皮膚により形成外耳道の前壁を作り, 3. 工状軟骨フレーム (彫骨後) を前壁下に挿置, 4. 有茎筋膜弁と鼠蹊部遊離皮膚弁にて耳介窩 (皮膚欠損部) 外耳道後壁を被覆形成する.

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