耳鼻と臨床
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パーソナルコンピューターによる喉頭の3次元立体再構築
仲秋 功司渡邊 宏進 武幹
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1990 年 36 巻 5Supplement5 号 p. 938-943

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抄録

比較的手軽なパーソナルコンピューターをもちいて喉頭の連続切片標本を立体再構築した. 標本の作製にあたつては正確に位置合わせするための数個のレファレンスマークを設けた. パラフィン包埋標本または樹脂包埋標本を使用する. 再構築システムは基本的にはパソコン, ディスプレイとデジタイザー, 加えてソフトとしてCOSMOZONE -2SA (NIKON) より構成される. レファレンスマークの用意のないものについては仮想直線を基準にとる再構築法が模式図的な用途には可能である. パソコンではデータ量に制限があるがこの点を考慮して対象を選べば, たやすく立体像として認識出来る利点を活かすことが日常的使用に際しても可能である.

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