耳鼻と臨床
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第1回日本音声外科研究会: 喉頭外傷治療における問題点
音声外科における困った例症
森川 郁郎渡邉 宏深浦 順一津田 邦良川副 みちる福山 つや子進 武幹
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1993 年 39 巻 2Supplement1 号 p. 269-272

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抄録
喉頭外傷では治療に苦慮する症例をよく経験する. しかし, いずれの症例も喉頭の枠組みの損傷と, 喉頭内腔の損傷との組み合せである. したがつて, まずこの両者それぞれに対しての対策を考えれば, 比較的その治療は容易になると思われる. そこで, この喉頭枠組みの損傷が主体の症例と喉頭内腔の損傷が主体のものとの典型的な症例で治療に苦慮した2例を紹介し, 喉頭外傷治療上の問題点について考えてみた.
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