九州大学医学部耳鼻咽喉科学教室
2006 年 52 巻 2 号 p. 119-122
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当科における喉頭肉芽腫症例について検討した。挿管後の症例まで含め、29症例存在し、24症例で肉芽腫は消失した。発生原因、自覚症状を検討してみると、胃酸の逆流が発生原因として関与していると思われるものは9症例であったが、実際にPPIが有効であったものは1症例のみであった。このことから、GERDが関与する喉頭肉芽腫は実際はそれほど多くはないと推測された。
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