日本大学病院耳鼻咽喉科
2014 年 117 巻 9 号 p. 1173-1178
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機能性疾患とは解剖学的あるいは病理学的な異常がないにもかかわらず臓器や器官などの働きが低下する疾患を指す. しかし, 国内外では喉頭ファイバー検査上で器質的な異常がなく, かつ運動麻痺がない疾患群を臨床的な意味での機能性発声障害と呼ぶことが定着している. 本稿では狭義の機能性発声障害, 変声障害, 心因性発声障害, 痙攣性発声障害, 喉頭振戦症について診断のポイントを述べる.
耳鼻咽喉科雑誌
大日本耳鼻咽喉科會會報
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報
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