和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科教室
1984 年 77 巻 1 号 p. 15-20
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家族構成の変化が原因となって心因性難聴を来たした10才女児の症例を報告した.その診断には他覚的聴覚検査として, 聴性脳幹反応, Impedance audiometry が有用であった.今回の我々が実施した投影法による心理テストは, 患児の conlfict の状態を知る上で実に多くの情報をもたらし, その病態を把握する為に必要な検査であると考える. 心理テストの結果をもとに, 心因性難聴の病態, 聴覚検査成績の矛盾について言及した.
耳鼻咽喉科京都臨床
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