耳鼻咽喉科臨床
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臥位患者用天井懸垂式視刺激装置の使用経験
水野 正浩村主 好弘林田 哲郎
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1984 年 77 巻 1 号 p. 21-27

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抄録

天井懸垂式視刺激装置を開発し, 中枢および末梢障害37例に使用した結果満足すべき所見を得た.
本装置により患者は臥位のまま検査を受けることが可能で, 従来坐位に耐えられないため検査の実施できなかった中枢神経系疾患々者や, 急性期の末梢前庭障害患者も検査が可能となった.
検査は水平および垂直方向に, 注視, 平滑眼球運動, 急速 (衝動性) 眼球運動, 視運動性眼振などについて定量的検査が可能である.

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