山形大学医学部耳鼻咽喉科学教室
1984 年 77 巻 2 号 p. 465-469
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鼻アレルギー患者26名の血清並びに鼻汁中IgE値をPRIST法で測定した. 鼻は誘発せずに採取したものを検体として用いたため, そのIgE値は予想以上に高値で, 平均128±207IU/mlで, 血清中のおおよそ1/4であった. だが, 鼻汁と血清中のIgE値には一定の相関関係は見られなかった. また, 鼻汁中好酸球が増加するほど, 血清中並びに鼻汁中IgE値も高値を示す傾向にあった.
耳鼻咽喉科京都臨床
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