東京ガス株式会社 電力事業部電力事業グループ
国立大学法人東京大学 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 生物機械工学研究室
2018 年 97 巻 5 号 p. 105-113
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微細藻類の一種であるBotryococcus braunii は,液状炭化水素を大量に組織内に蓄積し,次世代燃料の生産リソースとして注目されている。更にその炭化水素を抽出した後の藻類の残渣は,メタン発酵の基質に適している。しかし,炭化水素を抽出する溶媒として使用しているヘキサンは,多量に含まれる場合生物毒として作用し,メタン発酵を阻害する。本研究では,長期試験でヘキサンや残留炭化水素による阻害による影響を定量化し,メタン発酵の阻害を回避できることを確認したので報告する。
燃料協会誌
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