工業技術廰燃料研究所
1950 年 29 巻 5-6 号 p. 117-120
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亜炭から分別した比重を異にする各部分の示性分析結果によると, 低比重の部分に所謂木質構造が集約されて居り, この部分から乾溜及び水蒸氣賦活の方法で作つた活性炭は高比重の部分から作つた活性炭に比較して吸着度がはるかにすぐれて居た。又木質亜炭と炭質亜炭から作つた活性炭の吸着度を比較すると, 木質亜炭が炭質亜炭よりすぐれて居ることがわかつた。結局亜炭から良質の活性炭を製造するには先づ原料として所謂木質構造に富む部分を選ぶ必要がある。
日本エネルギー学会誌
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