燃料協会誌
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コークス炉ガスの成分(I)
和井 内徹市川 次良秋田 穣
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1959 年 38 巻 10 号 p. 653-659

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抄録
コークス炉の乾留時間の経過に伴う発生ガス成分の変化を実験室炉と工場炉について比較検討した。
操業中のニューオットー炉より装炭後時間経過1時間毎に平均ガスを採取しヘンペル法で分析, また同じ装入炭を実験室炉を用い600~900℃の乾留温度でガスを発生させガス量とガス成分を測定した。これらの比較から適当な仮定の下に実験式を求める時は実験室試験の結果から工場炉におけるガス成分を推定しうると考えられる。
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© 社団法人日本エネルギー学会
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