日本エネルギー学会機関誌えねるみくす
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特集記事:バイオマス発電の今までとこれから
宮の郷木質バイオマス発電所の取り組み ―地産地消を目指して―
饗庭 毅
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2018 年 97 巻 2 号 p. 113-117

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抄録

100%国産未利用材を燃料とする宮の郷木質バイオマス発電所(茨城県常陸太田市)は, 2015年11月に運転開始し,今日まで約2年にわたり安定稼働を続けている。地産地消を目指した燃料調達においては自治体,地元林業者との協力・協同が必須であった。今後もFIT事業期間である20年間,安定して燃料を調達するために,地元の協力のもと,利用材の市場拡大など,広い視野において工夫・検討を続ける必要がある。

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