ランドスケープ研究
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VRMLと植物形状データベースによる景観可視化手法に関する研究
林 恩美本條 毅丸田 頼一
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1999 年 63 巻 5 号 p. 799-802

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抄録
VRML (Virtual Reality Modeling Language) は, インターネット上での景観可視化に大きな可能性を持つ。本研究では小石川後楽園を対象として, 数千本の樹木を有する本格的な景観の可視化にVRMLを実用的に用いることができるかを検討した。そのため, 2次元植物形状データベースを作成・整備した。また, 高性能の景観設計システムであるAMAPで作成した景観画像との比較を行った。その結果, 本格的な景観設計にVRMLが使用可能であること, 高品質の植物を含む景観画像作成が可能であることを明らかにした。
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© 社団法人 日本造園学会
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